お金は必要だけど大切なものは手放したくないときに。
急な出費でどうしてもお金が必要なとき、質屋ではお客様の大切なものを お預かりして質入れというかたちでお金をご融資させていただきます。 お金は必要だけど、大切なものは手放したくないときにご利用ください。大切なものの価値の範囲内でご融資させていただきます。
質入れのお預かりの期限は3ヶ月です。 期限内に元金とお利息をお持ちいただくと、お品物を出させていただきます。 質入れ期限内にお出しになるのが難しい場合、もう少し預かっていて欲しいという場合は、お利息をいただいて質入れの延長が出来ます。 期限を過ぎてもお出しいただけない場合は質流れになります。
質とは・・・
質屋の始まりは700年前の鎌倉時代って言われています。その時々の商品を質屋は取り扱って来ました。江戸時代は、着物や大工道具、鍋や刀などを預かっていました。ですので質屋は常にお勉強して、今流行している商品を高く評価する事が出来ます。
質屋が他の金融機関と異なるところは、品物を預けて、その品物の価値の範囲内でお金をお貸しする『質入れ』にあります。
『質入れ』とは、期限内に質料(利息)と元金をお支払いいただけば、預けた品物がお客様の手元に戻ってくるシステムです。
貸付金の返済が不可能になっても、貸付金の返済義務は一切発生しません。
質料(利息)だけ支払えば、質入れの期間を延長することもできます。
質屋は各都道府県の公安委員会の許可によって営業し、お客様からお預かりした大切な品物を、大切に質蔵で保管しています。
質入れと買い取りの違い
質入れは【品物を手放さずお金を借りる】ということになり、お預け頂くお品物を鑑定・査定させて頂きお金をご融資します。品物は大切にお預かりさせて頂き、期限内に質料と元金をお支払い頂ければ、いつでもお品物はお客様にお返しいたします。また、延長する事も出来ます。もし、品物が不要になりましたら、そのまま返金せずに品物を手放すこと(質流れ)も出来ますので、取り立てのない安心システムです。
買取りは【品物を売却してお金を受け取る】方法です。
お品物が不要でしたら、買取りシステムをお薦め致します。お品物をその場で鑑定・査定させて頂き、評価に見合った代金で買取りさせて頂きます。ただし、この場合には、買取りですので万が一お品物が必要になったとしても、取りもどすことは出来ません。
質屋と消費者金融との違い
質屋はお客様の品物の商品価値を査定して、その評価範囲内でお金を融資します。
一定の条件はありますが、担保価値のある品物があれば、誰でも利用することができます。
一方、消費者金融は、無担保で融資を行うため、誰でも融資が受けられるとは限りません。給料収入などが無ければ融資を受けることはできませんし、年収に応じて融資制限があるなどさまざまな条件をクリアしなくてはなりません。
また、質屋と消費者金融の大きな違いは、法律面にあります。
消費者金融では「貸金業法」に基づき営業を行い、質屋では「質屋営業許可」と「古物営業許可」に基づき営業を行います。消費者金融で借りたお金は借金となりますが、質屋の取引では品物を担保としてお預かりし、その品物の価値に合ったお金が借りられるシステムになっていますので、借金になりません。仮に返済が難しくなった場合は、担保として預けている商品の所有権が質屋に移行し、お客様自身に返済義務がなくなります。
質物保管料(質料)だけお支払することで期限延長することも可能ですので、取り立てや、延滞した分の利子、返済義務などがありません。
主な取扱品目
当店では主に以下の様なものをお取り扱いしております。
- 宝石・貴金属(金・銀・プラチナ)
- 時計
- ブランドバッグ・財布・小物・衣類
- 電化製品(家電)・カメラ
- 楽器
- 毛皮コート・ショール
- 着物
- 金券・チケット